2007年12月09日

現代文特別講義

東大京大早稲田上智国公立大学の抽象的な文章、あるいは
慶應の小論文対策に使える興味深い本を発見いたしました。
内容を一言でいえば入試の現代文の問題を使って哲学を
するというものなのですが、とても興味深い内容です。

東大・早稲田の文学部などの過去問4題を徹底的に解説する
という一冊です。

なお、出典の文章の作者はいずれもすぐれた研究者であり、
挑戦する価値は十分にあります。


入試の哲学的な文章を読んで、内容がまったく理解できない
というお悩みをお持ちの方は少なくないと思います。

その原因は、哲学的なテーマの基礎をしっかり身につけて
いないことが原因の一つです。

一般の問題集では解答法にばかりこだわり、受験生が苦しむ
内容についての記述はあまり見受けられません。

そういった意味では、たしかに標準的な受験生のレベルは超える
内容だと思いますが、価値ある一冊だと思います。


実際の使い方としては、問題の解答を終えたあと、解説をそれ
以上の集中力でもって熟考・熟読することになるでしょう。

4題なので、1題につき解答30分+解説90分〜120分
くらい、なんだかんだ言って、一つやるのに2〜3時間程度
の固まった時間が必要になると思います。

全部で4つしかないので、冬期講習のつもりでやるといいのでは
ないでしょうか。(1000円以下なんてお買い得ですよ笑)


もう一点、この本の興味深い点は、実際の大学教授が執筆して
いるという点です。

いままでこのような本があったでしょうか。これまでの参考書
は大抵、塾・予備校関係者が書いたものであるはずです。

入試現代文は、実際に大学がどのような解答、どのような読解
レベルを求めているか不明な部分が多かったです。

でも、この本は、実際の大学関係者が書いているわけですから
使い方によっては大学の腹の内を探ることも可能なわけです。


レベルは高い本なので難関大学志望者にだけオススメいたします。
今からやるのもよし、センター試験が終わってからやるのもよし。

抽象的な思考を身につけることは、現代文をはじめ、英語の難文
小論文対策などあらゆる点に応用できます。

最後の仕上げにアカデミック入門をしてみてはいかがでしょう。

哲学の誤読 ―入試現代文で哲学する!

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posted by Dieu at 16:17| その他の科目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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